フランスの「二酸化炭素排出量政策」は価値あり?なし?

2023年5月フランス政府

「列車を利用すれば2時間半以内で行ける都市間は航空機の運航を禁止する」

と発表しました

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これは2020年に気候市民会議(CCC)より

二酸化炭素の排出量を減らすために航空便を縮小させる

という約束を遵守した結果のことだそうです

 

ただこの政策には疑問がちらほら

 

廃止される航空路線は

パリ→ナント・リヨン・ボルドーといった路線で

フランス版新幹線のTGBを使えば日帰りで行けて

8時間くらいは滞在できるものの

今回はこの3路線のみにとどまったようです

 

しかもしかもオルリー空港発着便のみ禁止で

シャルル・ドゴール空港発着便については除外

TGBで3時間かかる人気の観光都市マルセイユへは

2時間半の枠を超えるため航空便の利用は可能なんだとか

 

鉄道で2時間半以内という規定は

二酸化炭素を減らすという目的到達には非常に限定的だそうで

削減できるであろう排出量は年間5万5000トン

フランス全土の二酸化炭素の排出量4億3600万トンに対して

わずか0.01%に過ぎないそう

 

この結果に対して

航空と鉄道の二酸化炭素排出量についてのイメージは

「政治的なパフォーマンス」に過ぎないとの声も出ています

 

マクロン大統領の思惑は如何に