2016年今から3年前の統計ですが
フランス
の人口の14%が貧困層に属しているのだそうです
一見豊かに見えるフランスでも
貧困は大きな課題です
そんな中2017年にパリはマドレーヌ寺院の地下に
「無料」のレストラン
がオープンしました
店内は石造りでオシャレなランプとお花がテーブルを彩ります
このレストランを展開したのは
3つ星シェフマッシモ・ポットウーラ氏
イタリア
で高級レストランを営んでいます
このレストランで働く従業員もボランティア
と言ってもその経歴たるや実に様々
大学教授だったり広告業界で働く女性だったり
難民としてパリにやって来た学生と社会の縮図のよう
ここに訪れるお客様は
ホームレスや難民・貧困生活を送っている人達
そんな彼らが
誰彼となく相席をしお喋りを楽しむ
ここでは地位・階層は関係ありません
提供されるお料理
は
前菜にフレンチトーストwithズッキーニ
メインに鶏肉と野菜の煮込み
デザートにはクレームの赤い果実添えと
全く普通のレストランと違いはないものです
このレストランが
こういった人達に無料で料理を提供しているのは
ほどこしではありません
目的は
恵まれていない彼らに
「尊厳」を取り戻してもらう事なのです
ここでは3つ星シェフもホームレスも同等
かのアラン・デュカスも以前はホームレスにお料理を出していました
ホームレスであるお客様でも
3つ星シェフに平気で美味しくなければ「まずい」
と言う
これこそが
このレストランの目的である「尊厳」を取り戻す事なのです
社会的地位で壁を作らず
それぞれの視点で意見交換をする
そんな自尊心を作る事を目指して
今日も3つ星
シェフは
”ソーシャル・ガストロノミー・ムーブメント”
(食を通して社会問題に取り組む運動)に精を出します






