「フランス人は10着しか服を持たない」(大和書房)
こんな本が日本
でも人気となりました
この本のタイトル通り
オシャレなフランス人が
上質のものだけを自分流に着こなして
颯爽と歩いている・自由に生活している・・・
こんなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか
実際フランス
で生活してみると
我々日本人にはなかなか理解出来ない(我慢できない)事が沢山あるようです
なんといっても一番困ると嘆かれるのが「故障」
ゆうに50年超えのアパルトマンが多く
故に設備や器具が故障しやすい
しかも修理依頼をしても
3日後は当たり前で直ったとしても
修理工が帰ってすぐに故障も良くある話だそう
氷点下になる事も多いパリの冬
暖房が壊れるとなかなか直らず結局直ったのは3月
その間は鍋物を食べたり重ね着をしてしのぐなんてこともままならない
アパルトマンのエレベーターの故障時には
8F辺りの住人は毎日階段で我が家のある8Fまで登る
とうとう直ったのはその人が帰国する事になった月なんてことも
スーパーのレジは元々少ないうえ
どんなにお客が並んでいてもスローペース
しかも休憩の時間が来るとさっさと休憩にいってしまうんだとか
買い物は
「Bonjour」という挨拶をし
商品の注文→代金支払い→包装→「良い一日を」の挨拶でやっと店を出る
とても忙しいマダムには無理なんだそうです
せっかくオシャレな洋服
を買っても
それ程着ていく場所もない
なぜなら日本と違いフランスは湿気が少ないため汗をかかない
よって同じ服を2日続けて着るという事もざら
オシャレなお洋服を着て外出出来るのは
運転手付きの車で移動するような時のみ
地下鉄
では
日本のように「傘をお忘れなく」だの「次はどこそこ駅」だの放送は一切ないため
自分で次の駅を確認しながら
すりにも気を付けながら乗車していなければならない
確かにお洋服は上質なものを着こなしているし
働く人の権利はお客よりもしっかり守られている
オシャレなカフェで優雅にお茶を楽しみ
エッフェル塔や凱旋門・パリのアートなどなど
心躍らされるものは幾つもあるフランスですが
こういうものをゆとりを持って楽しむためには
「まぁいいか」という割り切りが必要なんでしょうね






